ポーカーのストレートフラッシュとは? 強さや組み合わせ、出る確率を解説

ポーカーにおける「ストレートフラッシュ」は、ゲームで2番目に強い役です。

5枚のカードが全て同じ絵柄 (スート) となり、かつ数字も連続している場合のハンドをストレートフラッシュと呼びます。

その名の通り「ストレート」と「フラッシュ」の両方の役を組み合わせた役であるため、個々の役よりもはるかに強力なのが特徴です。

この記事では、ポーカープレイヤーなら誰もが憧れるストレートフラッシュという役について、組み合わせ方、確率、そして戦略などを徹底解説していきます。

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ポーカーのストレートフラッシュとは?

ストレートフラッシュは、ポーカーにおける役の1つです。

5枚のカードが全て同じスート (♠、♣、♥または♦) であり、かつカードの数字が全て連続している場合のことを指します。

例えば

♦5、♦6、♦7、♦8、♦9

が揃った場合、それはストレートフラッシュです。

ストレートとフラッシュの違い

ストレートフラッシュはその名の通り、「ストレート」と「フラッシュ」という2つの役の組み合わせから成り立っています。

• ストレート: 5枚のカードの数字が連続 (スートは関係なし)
• フラッシュ: 5枚のカードのスートが同じ (数字は関係なし)

この2つが同時に発生することで、ストレートフラッシュという強力な役が誕生するわけですね!

ロイヤルストレートフラッシュとの違い

ポーカー最強の役として知られる「ロイヤルストレートフラッシュ」。

「ロイヤルストレートフラッシュとストレートフラッシュは何が違うの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

一言で言えば、ロイヤルストレートフラッシュはストレートフラッシュの一部です。

ストレートフラッシュの中でも特に、数字が「10-J-Q-K-A」で揃った場合のことをロイヤルストレートフラッシュと呼びます。

ストレートフラッシュの組み合わせ

1デッキ52枚 (ジョーカーを除く) でプレイされるポーカーにおいて、ストレートフラッシュの組み合わせは全部で40通りあります。

これはロイヤルストレートフラッシュの4パターンを含めた数なので、狭義のストレートフラッシュだけに絞るなら36通りと言うことになります。

以下で、ストレートフラッシュの作り方と、成功例・失敗例を具体的に見ていきましょう。

ストレートフラッシュの成功例

• コミュニティーカード: ♠2、♠4、♠6、♣10、♦J
• 自分の手札: ♠3、♠5

このような状況の場合、「♠2-3-4-5-6」と同じスートかつ連続した数字の5枚を組み合わせることができ、見事にストレートフラッシュ成立です!

ストレートフラッシュ失敗例

次のような場合はどうなるでしょうか?

• コミュニティーカード: ♠2、♠4、♠6、♣10、♦J
• 自分の手札: ♠3、♠7

♠の5枚が出現し期待が高まりますが、数字は「2-3-4-6-7」となっており、5が抜けています。そのため連番にはならず、ストレートフラッシュは成立しません。

しかし、全て♠でスートが揃っているので、この場合はフラッシュという下位の役になります。

このように、たった1枚のカードで役が大きく左右されてしまうこともありえます。カードが配られる瞬間の緊張感とスリルが、ポーカーの醍醐味とも言えるでしょう!

ストレートフラッシュの強さ

ストレートフラッシュはポーカーにおいて、どのくらいに強い役なのでしょうか?

ポーカーの役の強さをランキングで振り返ってみましょう。

1. ロイヤルストレートフラッシュ
2. ストレートフラッシュ
3. フォーカード
4. フルハウス
5. フラッシュ
6. ストレート
7. スリーカード
8. ツーペア
9. ワンペア
10. ハイカード

このように、ストレートフラッシュはポーカーの役の中で2番目に強い役となっています。ですので、ストレートフラッシュが出れば勝利はほぼ確実と言えるでしょう。

また、ロイヤルストレートフラッシュはストレートフラッシュの一種と考えることもできるので、ストレートフラッシュは一番強い役と言っても間違いではないですね。

ただし、オンラインカジノのポーカーでは、どの役で勝利したかによって配当が変わってくることが多いので、ロイヤルストレートフラッシュを揃えることができたら獲得できる配当も多くなります。

ストレートフラッシュが勝てる役

上のリストを見ても分かりますが、ストレートフラッシュは他のほぼ全ての役に勝利できるとても強い役です。

例えば、フォーカードよりも強く、たとえ相手がAのフォーカードでも、ストレートフラッシュを持っていれば勝利できます。

ストレートフラッシュが揃いそうな場合は、強気の勝負に出るのが良いかもしれませんね!

ストレートフラッシュが負ける役

ストレートフラッシュが負ける可能性のある役はたったの1つ、ロイヤルストレートフラッシュだけ!

例えば次のようなケースで、ストレートフラッシュを持っていても敗北することがあります。

• コミュニティーカード: ♥5、♠10、♠J、♠Q 、♠K
• プレイヤー1の手札: ♠9、♣10
• プレイヤー2の手札: ♦2、♠A

このような場合、プレイヤー1は9-10-J-Q-Kのストレートフラッシュとなりますが、対するプレイヤー2は10-J-Q-K-Aというロイヤルストレートフラッシュに。

残念ながら、ストレートフラッシュをを揃えたプレイヤー1は敗北です。

ストレートフラッシュ同士の強弱のルール

では、プレイヤーと対戦相手が両方ともにストレートフラッシュだった場合は、どのように勝敗が決まるのでしょうか?

ポーカーにおいて同じ役同士の勝敗判定は、最も大きな数字の大小を比較して行われます。

• プレイヤー1: ♠2-3-4-5-6
• プレイヤー2: ♠3-4-5-6-7

この場合、プレイヤー2の方が最大の数字が大きいため、プレイヤー2が勝利となります。

このように、たった1枚のカードが勝敗を大きく左右する場合もあるため、ポーカーはとても緊張感のあるゲームだと言われています。

ストレートフラッシュの戦略

フロップやターンのタイミングでストレートフラッシュが揃った、もしくはあと1枚で揃いそう…そんな時には、どのような戦略を取るのが良いのでしょうか?

すでに役が揃っている場合は、勝利の可能性が非常に高いといえます。各アクションでベットをして賭け金を増やし、大きなリターンを狙っていきましょう。

一方で、あと少しで揃いそうという時は、慎重な判断が必要です。

もし目当てのカードが出なかった場合に、フラッシュやペアなど別の組み合わせができているかどうか、目当てのカードが出る確率はどれくらいかなどを加味して判断しましょう。

迷う場合には、無理に賭け金を追加せずに、ゲームの状況をうかがう「チェック」アクションを取ってみるのも良いでしょう。

ストレートフラッシュが出る確率

ポーカーは通常52枚セット (ジョーカーを除く) 1デッキのカードでプレイされます。

その中からランダムに5枚を選んだ場合、ストレートフラッシュが成立する確率は約0.0015%となっています!

52枚から5枚を選ぶパターンが2,598,960通り、その中でストレートフラッシュは全部で40通り (ロイヤルストレートフラッシュを含む) あるので、

40/2,598,960

という計算です。

他の役と確率を比較

これだけ見てもピンとこないかもしれませんね。

以下では、他の役とストレートフラッシュの確率を比較してみましょう。

※フロップ: 各プレイヤーの手札2枚とコミュニティーカード3枚が配られた状態

※リバー: 各プレイヤーの手札2枚とコミュニティーカード5枚全てが配られた状態

このように、ストレートフラッシュは頻繁に出現する役とは言えません。

4枚揃っていてあと1枚…というタイミングでも約0.03%程度の勝率ですので、大勝を求めて賭け金を増やし過ぎず、冷静なプレイを維持することが大切です。

まとめ 

ここまで、ポーカーのストレートフラッシュについて詳しく見てきました!

ストレートフラッシュはポーカーの役の中でも特に強く、揃えることができたら高確率で勝利する憧れの役です。

カードの5枚すべてを同じスートかつ数字を連続させなければいけないため、なかなかお目にかかることのできないレアなハンドなんです。

その分、揃った時に喜びは格別なものとなるでしょう♪

ぜひベラジョンのオンラインポーカーをプレイして、ストレートフラッシュ完成に期待をかけてみましょう! ポーカーのルールの解説記事も参考になるので、見てみてくださいね♪

ストレートフラッシュに関するよくある質問

最後に、ポーカーのストレートフラッシュに関して気になる質問をまとめました。