パーレー法は、カジノゲームで勝利を最大限に活かすためのベッティング戦略です。
逆マーチンゲール法と呼ばれることもあり、マーチンゲール法 では負ける度にベット額を2倍にするのに対し、パーレー法では勝つ度に2倍の金額を賭けます。
バカラやルーレットなど2倍配当のゲームで効果を発揮し、連勝の波に乗ることで利益を積み重ねることを目指したオンラインカジノ攻略法 の1つです。
本記事では、ベラジョンカジノがパーレー法の概要をわかりやすく解説します!
パーレー法 (逆マーチンゲール法) とは?
パーレー法 (逆マーチンゲール法) とは、カジノにおける有名なベッティング戦略の1つです。バカラやルーレットの赤・黒賭けなど、2倍配当で勝率が50/50となるゲームで使うことができます。
このパーレー法の基本的な考え方は「連勝を活かす」こと。
具体的に言うならば、ゲームで勝利した場合には賭け金を倍増させ、負けた場合には初期額に戻すというシンプルなルールです。
この戦略の魅力は、リスクを抑えつつ短期間で利益を狙える点にあります。
勝ち続ける限り、利益を効率よく積み重ねることが可能。また、負けた場合も最初の賭け金額以上追加の損失を防ぎ、最小限のリスクで再スタートできるのも特徴です。
パーレー法は、資金管理を重視するプレイヤーに適しており、初心者でも取り入れやすいシンプルな戦略といえます。
パーレー法 (逆マーチンゲール法) の手順
それでは、ここからパーレー法の使い方の手順を見ていきましょう。
最初の賭け金額を決める
まずは、自分の資金に応じた最初の賭け金額を設定します。
パーレー法の性質上、勝ち続けると賭け金額はどんどん大きくなっていきます。
そのため、すぐにテーブルのベットリミットに達してしまうことがないよう、始めの金額は$1など低めにしておくのがポイントです。
ゲームをプレイし、勝敗を判断する
賭け金を設定したらゲームを開始します。結果が出たら以下のルールに従います。
- 勝った場合: 賭け金を倍増 (例: $1で勝ったら次は$2を賭ける)
- 負けた場合: 賭け金を初期額に戻す (例: $1に戻す)
ゲームによっては、ワンクリックで前回の2倍をベットできる便利な機能が備わっていることもあります。
目標に達するまでプレイ
パーレー法で特に連勝した時に効果を発揮する戦略ですが、ギャンブルにおいて永遠に勝ち続けることはできません。
手にした利益以上の損失を出してしまうことを防止するため、事前に「○回連勝したら終了」や「○ドルの利益が出たら終了」といった目標を設定しておくのがおすすめです。
負けたら最初に戻る
負けた場合は初期ベット額に戻り、無理に取り返そうとしないことが大切です。
パーレー法は冷静な判断が成功の鍵です。
パーレー法 (逆マーチンゲール法) のシミュレーション
次に、パーレー法を使って10回ゲームをプレイした場合のシミュレーションを見てみましょう。
ルーレットの「赤」に賭け続け、最初の賭け金額は$1だったとします。パーレー法のルールに従って10回プレイした場合の資金の動きは、次のようになります。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | |
賭け金額 | $1 | $1 | $2 | $4 | $1 | $1 | $2 | $4 | $8 | $16 |
勝敗 | 負け | 勝ち | 勝ち | 負け | 負け | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち | 勝ち |
全体の収支 | -$1 | ±$0 | +$2 | -$2 | -$3 | -$2 | ±$0 | +$4 | +$12 | +$28 |
この場合を見ると、最初の5回は勝ち負けがほぼ交互に起こり、全体の収支がマイナスになってしまいました。しかし後半5回は連勝し、損失を取り返しただけでなく、確実な利益を手にすることもできました。
このまま賭け金を増やしプレイし続けることもできますが、永遠に勝ち続けることはあり得ないため、キリの良いタイミングでゲームをストップし、しっかりと利益を回収しましょう。
シミュレーションでは、ここでストップした場合、$1の元手から10ゲームで$28の利益を獲得できることになります。
パーレー法 (逆マーチンゲール法) のメリット
数多くのカジノ攻略法がある中で、パーレー法にはどのような特徴があるのでしょうか。まずはパーレー法のメリットから見ていきましょう。
少ない資金でも使える
パーレー法は少額ベットからスタートするため、大きな元手がない場合でも始められます。
2ラウンド目以降は、勝利して得られた配当をつぎ込んでベットし、最初の予算が限られる場合でも続けられるのが大きなメリットです。
短い時間で利益ができる可能性がある
パーレー法は勝った場合に賭け金額を2倍にしてくため、得られる配当も2倍、4倍…と短期間のうちに大きく増えていきます。
連勝を味方につけ、引き際を冷静に判断することができれば、短期間で利益を出すことも可能です。
ただし、結果は運次第ですので、必ず勝てる、絶対に利益が出るといった保証はありません。また、手を引くタイミングを見誤ると、せっかくの利益を失ってしまうこともあるので、冷静な判断が重要です。
負けても損失が小さく済む
パーレー法は、勝った場合の配当を次のラウンドの元手とするベッティング戦略です。
そのため、理論上は負けた場合でも失うのはこれまでの勝利で築いた利益のみとなります。
ただし、負けが続いてしまったり、うまく連勝の波に乗れなかったりすると、損失を出してしまうこともあるので注意しましょう。
パーレー法 (逆マーチンゲール法) の注意点
パーレー法 (逆マーチンゲール法) には上記のようなメリットがある中で、気を付けなければいけないポイントもいくつかあります。
次の点をしっかりと確認して、責任あるプレイを楽しみましょう。
1回の負けで利益がなくなる可能性がある
パーレー法では、勝ち続ける限り利益が倍増していきます。
勝利時の配当を全て次のラウンドにつぎ込むため、負けた場合はこれまで築いてきた利益を一気に失うことになります。
損失が出なくても、せっかくの利益が1回の負けで全てなくなってしまうのは残念ですよね。
そのため、パーレー法では利益が一定額に達したら手を引き、しっかりと回収することが重要になります。
連敗が続くと巻き返しにくい
連敗が続いても1回の勝利で巻き返せるマーチンゲール法とは反対に、パーレー法では連敗すると後から利益を増やすことが難しくなります。
また、勝敗が交互に続いたような場合でも、なかなか利益が出しにくいといったデメリットも。
連勝しない限り効果を発揮しないという特性から、「パーレー法は勝てない」と言われることもあります。
そのため、パーレー法はツキが回ってきた…! と感じる時に使うのがおすすめです。
パーレー法 (逆マーチンゲール法) のポイント
次に、パーレー法を効果的に使うために抑えておきたいポイントを紹介します。
やめるタイミングを決める
何度も述べた通り、パーレー法は短期間で利益が見込める戦略ですが、1回の負けで全ての利益分を失ってしまうこともあります。
そのため、事前に「〇連勝したら手を引こう」「利益が$〇になったらストップしよう」というようにやめるタイミングを定めておくことが重要です。
連勝の波に乗ると欲を出し過ぎてしまい、つい「あと1回だけ」と賭けを続けたくなりますが、最初に決めたルールにしっかり従うことで堅実に利益を積み上げることができるはずです。
ベストマッチなゲームを選ぼう
パーレー法は2倍配当のゲームで使うことで効果を発揮する戦略です。
勝率がほぼ50/50となるオンラインバカラ のバンカー・プレイヤーへの賭け (タイは除く) 、オンラインルーレット の大小や赤黒賭けなどが最適です。
ただし、ほとんどのバカラゲームではバンカー勝利時に5%程度の手数料がかかるため、この点も考慮した上で賭ける必要があります。
また、オンラインブラックジャック にも応用することができますが、こちらはプレイヤーの選択によって勝率が変動するため、上級者向けと言えるでしょう。
ベラジョンでは定番のバカラやルーレットはもちろん、様々な種類のブラックジャックのゲームを提供中。お好きなテーブルゲームまたはライブカジノ を選んで、楽しくプレイできます!
まとめ
ここまで、逆マーチンゲール法とも呼ばれるベッティングシステムの1つ、パーレー法について詳しく解説しました。
パーレー法の実践手順、ポイント、メリット、そして注意点まで、人気カジノ攻略法の気になる全てがお分かりいただけたかと思います。
このような戦略もあることを頭の片隅に留め置き、ぜひベラジョンで責任あるゲームプレイをお楽しみください♪
この記事を書いた人
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田中将太
オンラインカジノに特化した日本語と英語のバイリンガルコンテンツライターです。サンフランシスコ州立大学でクリエイティブ・ライティングを専攻し、精緻なストーリーテリングと高品質なライティングで読者を魅了します。
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